築150年古民家再生  大津磨き

森の左官職人

2013年05月01日 23:27

長い間携わってきた古民家再生

いよいよ最後の大仕事

大津磨き

大津磨きとは、土を極限まで圧縮することで鏡のように光沢を出す
左官仕事の、究極とも言える伝統の技

この一壁に1日かかります。


まずは、灰土と言われる中塗り材
愛知の白土とミジンスサを混ぜてから一週間ほど寝かしたものを2回塗ります。
そして地金の鏝である程度の光沢が出るまで伏せこみます。
この作業をこなしといいます。



次に、引土と言われる仕上げ材
今回は細江町の山の中で見つけた、淡い紅色の土
この土に和紙を入れて石灰を混ぜます 石灰は1割から3割
これも2回塗ります
また地金の鏝でこなします。

何度も、何度も・・・。

本焼きのこなし鏝でこなします。

何度も、何度も・・・。

安来鋼 青紙の磨き鏝で磨きます。

何度も、何度も・・・。


やっと光ってきました!!



もっと磨きます!!




はい!!完成!!



たった1枚の壁ですが、8時から初めてフィニッシュが16時

精神的に疲れます!

もう一枚磨いて終了です!!


やまと左官工芸 森の左官職人 山本勉